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’14.5.9釣行記

 GW中に釣友達から尺オーバーのイワナの画像が送られて来た。尺オーバーのイワナには縁のない私は、その大きさに感嘆し、賞賛するばかりである^^渓流で尺オーバーって、デカイと思いますよ、本当に。

 大物は釣友に任せ、私は今年もヤマトイワナの調査を続ける。昨シーズンに行っていない渓へ向かう。林道のゲートから30分歩いて入渓するが、前夜に降った雨と、雪代の影響で増水している。濁りはないのだが、流れが強い。水温は6℃。
 しばらく釣り上がったが、渡渉できなくなり退渓。しかも、魚影なし・・・。
ssP1040896.jpgssP1040897.jpg

 さてと、どうするか・・・先月に釣行したが状況が良くなかった渓へ行ってみることにした。

 規模の小さい川なので、ポイントも小さく、水量が多いためルアーをキャストしてもアクションさせられる時間が限られる。こちら側のアドバンテージは、ポイントを熟知していることだけだ。

 石もある小さい落ち込みのポイント。落ち込みへキャストし、引いてくるとチェイスを確認できた。大抵の場合、反応してくるのは1回だけだ。2回目に反応があった場合、ヒットさせられなければ終わりである。同じラインをトレースしてくると、再びチェイス。ピックアップ寸前でヒットした。

 手の平サイズのヤマトイワナ。小さいイワナが釣れること、それはきちんと再生されている証拠と言える。これはとても嬉しいことです。
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 最初の大場所、1投目で良型がヒット。ネットに手をやった瞬間にバレた。同ポイントで、1匹追加しました。大場所では集合写真が撮れる可能性があるので、ポイントから離れてキャストします。ランディング場所も考えている訳ですが、思う通りにはいきませんね。

 その後はチェイスもなく、最後の大場所へ。集中してキャストするも反応なし。1歩だけ前進し、少し左岸側へ。左岸側が若干浅くなっており、そこに向かう流れへキャスト。バシッとヒット、良型だ。一気に抜き上げてランディング。
27㎝だったが、渓の規模を考えると十分な大きさと言える。むしろ、「大きくなったね。」と感動する程だ。
ssP1040937.jpg

 しばし、ヤマトイワナの画像にお付き合い下さい。全体像では、ヤマトイワナの特徴は解りません。

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 ヒレの発達が立派なヤマトイワナでした。

 絶滅してしまったトキを復活させていますが、それよりも大事なことがあると思います。絶滅危惧種の動植物が沢山いるのですから、それらの住環境を守っていくことの方が意義あることだと思うのですが・・・とりあえず、私はヤマトイワナが「いる」ということを毎年確認していく他ないですね。

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素晴らしい調査でしたね。
絶滅危惧種はたくさんいます。
なぜ彼らが追い詰められたのは、誰のせいか私達は真剣に考えるべきですね。

ブログはたくさんありますが、こう言った記事が書ける人は少ないです。
私も大切な事を伝えたいと思います。

Re: タイトルなし

山猿さん

こん○○は(昼夜兼用)

> 素晴らしい調査でしたね。
> 絶滅危惧種はたくさんいます。
> なぜ彼らが追い詰められたのは、誰のせいか私達は真剣に考えるべきですね。

絶滅危惧種がさらに減って来ていると言うニュースは見るのですが、そこから先には進みませんね。
仮に絶滅危惧種が本当に絶滅しても、私たちの生活にはあまり影響がないかもしれません。でも、本当は絶滅危惧になっている時点で、自然界のバランスが崩れていることに気づくべきだと思います。
トキもコウノトリも、放鳥するのは簡単なことで、結局はエサを採る場所があるか、営巣できる場所があるのか・・・などそう言ったことの方が重要なのに後回しになっている気がします。

>
> ブログはたくさんありますが、こう言った記事が書ける人は少ないです。
> 私も大切な事を伝えたいと思います。

トキの復活事業をけなして居るわけではありません。自分もトキを見てみたいと思いますよ。
ヤマトイワナがトキのようにならないように、見守っていく他ないですね。

No title

どもです。

素晴らしいヤマトですね。
毎年のヤマト調査釣行には脱帽します。
これからも調査して、報告をお願いしますね。

Re: No title

NOBUさん

こん○○は(昼夜兼用)

> 素晴らしいヤマトですね。
> 毎年のヤマト調査釣行には脱帽します。
> これからも調査して、報告をお願いしますね。
続けていくことの難しさはありますが、出来る範囲でヤマトの調査は続けて行こうと思っています。
良かったら、お付き合い下さい^^;

ボクが行くヤマトイワナの谷も支流を残しニッコウが年々強くなって来ました。
純血種という意味では渓魚も絶滅危惧種なんですがねぇ・・・

No title

綺麗なイワナですね!

いつまでも綺麗な姿を見守っていきたいですね~

こんばんは(夜専用^-^;)

「小さいイワナが釣れること、それはきちんと再生されている証拠と言える。これはとても嬉しいことです。」

↑↑こういうmckeeさんのスタンスって素敵です!し、そういう事が考えられない人は、自然の恵みを授かる資格がないんじゃ・・・なんて言ったら言い過ぎですかね・・・(^^;

30㎝≒約一尺、27㎝≒約九寸
尺貫法な山猿です(^-^;

Re: こんばんは(夜専用^-^;)

タッキーさん

コメントありがとうございます。

> 「小さいイワナが釣れること、それはきちんと再生されている証拠と言える。これはとても嬉しいことです。」
>
> ↑↑こういうmckeeさんのスタンスって素敵です!し、そういう事が考えられない人は、自然の恵みを授かる資格がないんじゃ・・・なんて言ったら言い過ぎですかね・・・(^^;
マグロやウナギだけではなく、イワナだって資源保護が必要だと思います。釣って食べることはいいことです。ただし、必要以上に釣って持って帰ることは時代遅れですね。

>
> 30㎝≒約一尺、27㎝≒約九寸
> 尺貫法な山猿です(^-^;
27㎝は9寸としたいですが、尺はきっちり30.3㎝を守ります^^;

Re: No title

camiさん

コメントありがとうございます。

> 綺麗なイワナですね!
>
> いつまでも綺麗な姿を見守っていきたいですね~
ヤマトイワナはイワナ族の中では、一番地味だと思っています。でも、渓ごとに色の違いもあり、見ていて飽きません。
人の生活を守るために山奥にまで人工造形物があります。遡上出来ないように分断されてしまった中でも、何とか生き延びているヤマトイワナを見守っていきたいと思っています。

Re: タイトルなし

いわなたろうさん

コメントありがとうございます。

> ボクが行くヤマトイワナの谷も支流を残しニッコウが年々強くなって来ました。
> 純血種という意味では渓魚も絶滅危惧種なんですがねぇ・・・

ヤマトイワナは年々、上流部へ追いやられている感がありますよね。
ヤマトだけではなく、イワナの話はいっぱいあるので、また会った時にでも延々と話ますよ^^;

No title

こんにちは。

イワナは面白いですね。魚体は(まんま)川の石の色ですからねぇ~。
”岩魚”だから”岩”の色か?(笑)

それではまた。

Re: No title

自営業FFさん

毎度です。

> イワナは面白いですね。魚体は(まんま)川の石の色ですからねぇ~。
> ”岩魚”だから”岩”の色か?(笑)
確かにイワナは面白いですね^^川によって、場所によって違いがありますね。
だから、イワナ釣りは飽きないですね^^

こんばんは。
みんな、イワナが大好きです。
みんなが出来ることをやっていきたいですね♪
今年も調査よろしくお願いします。

Re: タイトルなし

SHIGEさん

毎度です。

> みんな、イワナが大好きです。
> みんなが出来ることをやっていきたいですね♪
> 今年も調査よろしくお願いします。
魚達のために、自分が出来ることをすればいいですよね。釣りに行ったら、ゴミを一つ拾うだけでもいいと思います。
本流の釣りも楽しいですが、ヤマトの調査は続けますよ^^

No title

ご無沙汰しておりました。
久しぶりに綺麗なヤマトの写真を堪能しました。

最近は、ヤマト熱が冷めたと言うか、
いやヤマトに固着した釣りをしなくなったと言うか。
でも、ヤマトが釣れると嬉しかったりして(笑)

生存確認については、釣りに行って確かめるのも良し
また、釣れる場所に訪れる事を辞めて、
そっとしておくのも有りなのかなと思っています。

Re: No title

藪沢釣蔵さん

こん○○は(昼夜兼用)コメントありがとうございます。


> 最近は、ヤマト熱が冷めたと言うか、
> いやヤマトに固着した釣りをしなくなったと言うか。
> でも、ヤマトが釣れると嬉しかったりして(笑)

イワナでもアマゴでも、ヒットしてくれればウレシイですよね^^

> 生存確認については、釣りに行って確かめるのも良し
> また、釣れる場所に訪れる事を辞めて、
> そっとしておくのも有りなのかなと思っています。

本当は、そっとしておきたいと思います。そんな環境がイワナたちに訪れることを切に願います。
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Author:mckee
187 with Five Stream Stories

「187」という神々しい生き物と、五つの渓の物語。
この物語は、Single barbless hook onlyで行うLFのお伽噺です。

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